めぐみゆきこのブログ

ママの働き方革命コンサルタントめぐみゆきこのブログ

善人の沈黙を許さない。

  • おすすめ

先日、あるママメンバーさんがfacebookに掲載していた記事。ものすごく考えさせられる内容だったので、本人の許可を得て掲載させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今朝、目を離した隙に下の子(男児)がお味噌汁をかぶりました。 よりによって熱々。

すぐに冷やしたけど、かかったのが左手首と顔。 タクシーを呼んで、小児科なのか、外科なのか皮膚科なのかもわからんから、とりあえず子ども二人を連れて市民病院へ。

いつもは多少のことなら、大丈夫大丈夫って思っている私も、 「完全私のせいや…何でもっと奥の手の届かんところに置かんかったんやろ…」 「顔に傷残ったらどうしよう…」 とかなりのダメージを受けた

幸い病院に着いた頃には顔の赤みなんかすっかりわからんくらいで、手首は水膨れが2箇所あったけど、程度は浅くて、一週間くらいで新しい皮ができてくるとのことでした。 ほんとよかった

そして、病院到着から診察が終わるまで既に一時間経過。

長 い待ち時間に3歳の上の子(男児)が耐えられるわけもなく。 こっちも急いで出たから暇を潰せるものなんて持ってきてない。 手遊びしたり、お薬手帳に描いてある絵でクイズ出してみたり。 でもその合間に私が見える範囲をうろうろ探索したり。ずーっと座ってるなんか無理。 私も、走りまわってるわけでもないし、目は離すわけなく見守っていた。

すると、中高年くらいの女性が、 「お母さん!ちゃんと子ども見なさい!危ないでしょう!誰かにぶつかったらどうするの?」 「ぼく、おかあさんのところにかえりなさい!」 「ほったらかしになんかしたらだめ!」 挙げ句の果てに、 「お母さん失格!!」 と大きい声で言われる始末。

ケガした人やお年寄りも来ているし、ぶつかったら危ないのもわかる。 私の行動が正しかったなんて思ってない。

で も、子ども二人、しかもじっとなんてしてられない年齢、私はどうすればよかったん? 「ダメ!ダメ!」って言いながら下の子が乗ったベビーカーを押しながら追いかけまわしたらよかった? スマホを見せて大人しくさせたらよかった? 私だって完全にほったらかしてたわけじゃない。

あかんことは伝えながら見てたし、走り回ってるわけじゃなくて見える範囲を歩いてたから、目で追いつつ見守ってた。 「あっちいく!あっちいく!」とジタバタする上の子をギューっと押さえて「お願い。お願いやからここにおって!」と私。

下の子も眠たくてぐずってきた。 その様子を監視するようにずっと見ているさっきの女性。 その女性が会計に立った後、小さい子どもを抱っこしたお母さんが私の側に来た。

「大 丈夫?何なのあれ!私、思わず大声で怒鳴りそうになったわ!じっとしてるのなんて無理よね。ほんとにすごく腹が立ったわ」 「二人連れ大変よね。うちも3人いるから。お子さん何歳?じゃあこの子と一緒やね。今日はどちらが調子悪いの?そっか、お兄ちゃんは元気そうやもんね」 そのお母さん、目に涙をためて赤い目をして怒って、気遣って、共感してくれた。

私も我慢してたのが溢れて、涙がポロポロ出てきて、 「本当にありがとうございます。そう言っていただけるだけで救われます。本当にありがとうございます」 と泣きながら言った。

「実はお味噌汁をかぶって火傷をさせてしまったんです。それで自分を責めてたのもあって…」 「そんなんあるある!うちもアイロンで火傷したとかあったよー」 「ほんとに気にしないでよ。悪くないよ」 そして会計に呼ばれて窓口に行かれました。

本当に救われた。 初対面の私にこんなに優しい言葉をかけてくれて、涙を浮かべながら。 「あー、あのお母さんかわいそうやなぁ」 で終わることできたよ。 見ず知らずの人やし。 でも、側にきてくれて、励ましてくれて。 なかなかできることじゃない。

でも私はあのお母さんが声をかけてくれなかったら、この悔しさどうもできなくて、 「あんたがじっとしてないせいで!」 って子どもに当たってたかもしれないし、ずっと落ち込んだままだったかもしれない。

ママである私を救ってくれたのは、同じママでした。 「母親失格」 と言われたことはすごく傷ついたけど、それ以上のものをあのお母さんから頂いた。 心からお礼が言いたいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・

このママさんは元保育士、子育てにもとても熱心で周りにもいつも気遣いをする方なんです。しかも、今回はお子さんにやけどをさせてしまい、かなり落ち込んでいたところ・・ こんな時、「誰が悪いのか!」という議論になりがちですが・・。

今回は同じママに救われた!と、このママさんはその事が言いたくて書きました。とおっしゃっています。

実 は以前も同じようなことがありました。 赤ちゃん先生の帰りに子連れのママたちとファミレスに入った時のこと、食事が終わった2歳児のママがじっとしない我が子の手を引いて店内を一緒に歩いてい た時「じっとさせろ!」と、若いサラリーマンに怒られ、半泣きで席に戻ってきました。子供はじっとしないので仕方なくお店をあとにしました。

これ、実は子連れだと結構「あるある」ネタらしいです。

その時にちょうど日本に帰国していた娘の夫(スペイン人)に状況を話し、スペイン人だったらどんな反応をするのか?聞いてみました。

彼はとても憤慨して「ありえない!サラリーマンのお皿に子供が手を突っ込んだのか?そうでなければ、怒る必要はない!」

そして「周りの人は何故何も言わないのか?スペインなら周りの大人が黙っていない」と言ってました。

そのとき思ったのは キング牧師の「憂慮すべきは悪人の暴力ではなく、善人の沈黙である」 ということば。 周りの人たちが何か一言かけることで、場の空気が変わる事があるということ。

以前読んだ何かの記事です。

朝 のラッシュ時の電車の中でサラリーマン同士が何か言い争いをしていた、段々エスカレートしてきて、「降りろ!」と、襟ぐりをつかみ合う始末。そのときにそ ばに居合わせた若い男性が「大丈夫ですか?どうかしましたか?」とどちらにともなく声をかけたそうです。この一言で二人とも我に帰り、静かになったそうで す。

人は感情の生き物です。普段ならやり過ごせる一言が状況によって腹が立ったり、悔しかったり、悲しくなったり、そんなときに周りの誰かが優しく一言、どちらを責めるのでもなく、場の空気を変える一言が言えたら、もしかしたら全ての人が救われるのかもしれません。

新 聞ではEUの難民受け入れが16万人に及び、各国に分担するように呼びかけているという記事。イスラム国というテロの脅威から逃げてきた一般市民、妊婦さ んや小さな子供、老人、先日も3歳と5歳の兄弟がボートが転覆し遺体が打ち上げられた衝撃的な写真が世界中で話題になった。だが、テロから逃れて来た人た ちが受け入れ先の国で新たな課題となっており、劣悪な環境の中これ以上受け入れられないと反対する市民も出てきている。

人は立場が変われば考えも変わる。価値観が違えば見方も変わる。何が正しいとか間違いなんてないのだ。だからこそ、つながること、一言声をかけてみること、大事だと思う。

そしてマザーテレサが言ったことば

「ひとつひとつの家庭が愛で満たされていれること、それが世界平和なのです。」

全てのひとに「母」がいて「父」がいて

ひとのコミュニティは「家庭」が全ての始まりなのだ。

家庭の中でそんなことを子どもたちに伝えていける親が育つ「場」を創りたい!

赤ちゃん先生プロジェクト!今日も日本中でママたちが頑張っています。

メルマガ登録

関連記事

このページのトップへ