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ゆっきースペインに行くVOL2(美術編)

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【スペイン人のあの誇り高き思想や文化にはどんな背景があるのか?】

 

スペイン紀行2日目と3日目は美術館巡り♪

プラド美術館は今回で3回目。1回目は娘の義父に連れて行ってもらった。

芸術が大好きな義父はスペインの歴史や文化に精通していて世界中でスペインほど素晴らしい国はない

と言わんばかりの自国への誇りが半端ない。でも残念な事に終始スペイン語だったのでチンプンカンプンで残念でした(笑)

そして2回目は一人で地下鉄に乗って行ってみた。特に美術関係に興味があるのでもなく好きってこともないけど娘が最初の子を出産して動けない状態だったので「せっかくスペインにきたのだからどこか観光でもして来たら?」って言われて思いついたのがプラド美術館だった。その時は館内をざ〜っと一回りして、カフェでケーキと珈琲を飲んだだけ(笑)

そして今回3回目のプラド美術館。娘のお友達のはるなちゃん

旦那様(スペイン人)の関係で3年前にスペインに来たらしいけど、ガイドができるぐらいスペイン語が上手だし、とにかくスペインの文化歴史芸術に無茶苦茶詳しいのだ。ミーハーでプラド美術館に行ってお茶して帰って来るだけのゆっきーには想像もつかないほどプラド美術館が素晴らしいということを今回しっかり教えてもらった。

 

【プラド美術館が素晴らしい理由】

 

ルーベンス・ベラスケス・ゴヤという大家の作品を中心に案内してもらったのだけど

ゆっきー的には絵を見て「素敵だな〜!圧巻だな〜!」とは思うけどそれまでだった。だけど今回はるなちゃんのガイドが素晴らしかったのは歴史と時代背景を交えて説明してくれるからまるでその時代に生きているかのような臨場感があったのだよ。

2年前にパリのルーブル美術館を観に行ったけど、プラド美術館がすごいのは「戦利品」が一枚もないというところらしい。

って〜〜事はなにかいはっつあん!世界中で有名な美術館ってのは人様の国の絵を盗んで来て自分とこに飾ってるって〜〜ことかい?冗談じゃねーよ!って落語にでてきそうな話だけど実は美術品というのはそういう側面もあるのだ!そういう意味ではスペインが誇るプラド美術館には武力で奪った作品は一切置いていないのだそう。全ては寄贈とか元々あったもの?これは大家の作品を置いている美術館としてはとても珍しいのだそう。この辺りがスペイン人の誇りとなっているのだ。

 

【フランダースの犬でおなじみ〜〜のあの絵があった〜〜!】

 

まずは、ルーベンスといえばあの「フランダースの犬」の中にでてくるネロが最後にみたがっていた、何度見ても最後に雪のなかネロがフランダースと一緒に行き倒れるシーンは号泣ものなのだ。アントウェルペン大聖堂の絵画である『キリスト昇架』と『キリスト降架』の作者はルーベンスで、ネロが祈りを捧げていたアントウェルペン大聖堂のマリアも、ルーベンスが描いた『聖母被昇天』。フランダースの犬とつなげてくれたらわかる〜〜!そんな宗教画をメインに描いていたルーベンスさんがぐっと身近になった。そう!身近なところに芸術があるのだ。

次にベラスケスさんは肖像画専門で描いていたらしい・・噂では先に入り込んでいた大家と仲が悪く陰口をたたいたため、正式に宮殿御用達の宗教画を書かせてもらえなかったとか?ってことで肖像画の中でも一番有名なのはフェリペ4世の娘さんマルガリータ女王の肖像画!

スペインの有名なチョロス(ドーナツをホットチョコにつけて食べるやつ)の老舗の外壁にはマルガリータ女王がホットチョコを持っている肖像画がかけられている。そう!身近に芸術が溶け込んで愛されているのだ。

マルガリータ女王はパパがダメダメ王様だったから、当時経済的にうまく行ってないスペイン。ウイーンと手を結ぶために15歳でウイーン王室に政略結婚で嫁がせたらしい。幸いに可愛がられて幸せだったらしいけど、当時は政略結婚は当たり前だったみたい。ある意味男尊女卑が当たり前の時代なのはやはり武力の時代だったというのもあるんだろうな?

 

そしてゴヤといえば「裸のマハ」が有名。初めて女性の陰毛を描いたと言われて一大センセーショナルとなる。後日お咎め受けたらしいけど・・・カルロス4世の統治するスペインはフランスナポレオンに攻められていたが、アホなカルロス王に任していたらこの国はダメになる!ということで市民が立ち上がり戦った。それがゴヤの代表作「1808年5月3日、プリンシペ・ピオの丘での銃殺」 。誇り高きスペイン市民がナポレオン率いるフランス軍と戦い数百人が処刑された場面を描いている。王様がダメなら自分たちで国を守る!ということで鍬や鎌をもって立ち上がったのだ!そしてスペイン独立戦争としてフランス軍から祖国を守った。聴衆が国を守ったのだ!この国は王様でもなく軍隊でもなく一人一人の市民が体を張って守ったのだ!というのが誇り高い国民性を生み出したのかもしれないね。

【絵画は単なる芸術ではなく時代背景や思想や文化を映し出す鏡なのだ】

当時の画家たちはパトロンがいないと食べていけない。王室に入り込んで王様に見初められ、宗教画や肖像画などを書くことで自分のポジションを確立していたそう。

そういう意味ではスペインの有名な宮殿には天井から壁に至るまでものすごく美しい絵画が描かれている。まるで美術館のような教会や宮殿。だからこそ、スペインの人たちは芸術がいつも身近にあったのかもしれないなって思った。地下鉄や街中のいたるところでバイオリン弾きやトランペット吹きに出会うのはスペインという国の人々の芸術性の高さだと思う。

ただ目の前の絵をみるだけでなく、その絵が描かれるに至った時代背景や画家の思想的な部分を知ると

美術館での絵画鑑賞は単なる美術館巡りではなく、その絵の中で生きて来た人達の人生を肌で感じることができる、そして今の時代の私たちがやらなければならないことが見えて来る気がした。

ってことで次回はソフィア王妃の美術館に置かれたピカソに会いに行くよ♪キュビズムの深層心理の部分をもっともっと知りたいなって思った。

ということで。。ゆっきースペインへ行く♪まだまだ続くよ〜〜〜♪

 

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